◆「留学生交流会」を開催しました。

 6月25日(土)奈良薬師寺・まほろば会館に於いて「留学生交流会」を開催致しました。この行事は毎年この時期にIGU委員会が主として行っています。今年は奈良県内7大学の留学生、男子6名女子18名の計24名が参加。参加国は中国・韓国・台湾・ベトナム・タイ・インド・マケドニア。会員は28名出席しました。先ず最初に香道。数種類のお香をたき、香木を嗅ぎ当てる「組香」を体験。留学生達は繊細な香りの違いを判別する難しさに、悪戦苦闘しながらも、日本独特の香道の世界を楽しんでいた。見事に留学生2人が正解して、出席者から拍手を浴びていた。その後の昼食時には留学生の自己紹介や折り紙体験もした。午後からは茶道体験。お抹茶を点てるのが初めての学生が多く、講師の先生から教わりながら上手に茶筅を動かしていた。お茶を戴いた後は、ユーモアを交えたお坊さんの講話を拝聴。出席者全員で薬師寺境内を見学しながら交流。ベトナム出身の学生は「留学生にとって、日本文化を体験するチャンスは多くない。楽しく学ぶ事ができた」と笑顔で話した。
日本の伝統文化への理解と親善を深めてもらえた一日でした。この活動は、新聞社3社に掲載されました。