◆「第3回ネパール大震災のその後」報告会

 2015年4月25日、ネパールにおいてマグニチュード7.8の大震災が起き、日本からもたくさんの支援が送られましたが、あれから1年。私たちのクラブとご縁がありました日本ネパール教育協会の渡邊雅行、純子ご夫妻が3回目のネパール大震災のその後をご報告されました。現地の人々は少しずつ活気を取り戻しつつあるというものの、まだ仮設テントでの生活をしている方もあり、ましてや弱者である身体障害者の方たちには十分な支援が手が届いかない現状だとか。何か私たちにできることはないかと、当クラブより11名が参加し、意見交換をしてまいりました。渡邊ご夫妻のやっておられることは、まさに砂漠の中に落とす一滴の水ではありますが、それでも確実に地域に根差した支援が届けられているものです。小さな団体であっても「ネパール人からネパールを変えて行ける」「他に頼りすぎない支援」という思いで活動を続けられているお二人に私たちは共感し、今後を考えていこうと思いました。