◆リジョナルプロジェクト「クラブ賞」贈呈式

『オムツ内排便ゼロ』を推し進める竹内教授(国際医療福祉大学大学院教授)の講演に参加したその日から、金谷藻子さんの心に何かしら「ギュッ!」としたエネルギーが沸き起こったと言う。現在、介護施設が多々ある中、「オムツ内排便ゼロ」の実践にはまだまだ長い道のりらしい。実際、施設の利用者がオムツを付けるということは、彼らの自尊心を傷つけ『人間性』が失われ、やがて廃用症候群が生じてくるという。この現実を目の当たりにした彼女は、心を痛め、何とか利用者が、今まで通りの生活意欲を持って生き生きと過ごせるには、どのような支援をしていけば良いのかということに視点を置き、利用者の心に寄り添う介護福祉士を目指し、『学校内の誰もが認める程、日々努力を惜しまずに励んでいる。』(当日、同行の専門学校の教授曰く…。) 今回はリジョンでは賞を逃したものの6月例会時に『クラブ賞』を贈呈し、彼女の純で真摯な『志』に拍手を送った。