◆支援先のサンホセ村の現状についての報告会

支援先のグァテアラサンホセ村との橋渡し役をして下さっている、シスター伊藤照子さんの帰国に合わせて5月例会場にて会員を対象にした報告会を開きました。
首都だけが富んでいるグァテマラでは、支援先のサンホセ村の人達も多くが首都に出て行こうとする現状があります。首都に行っても必ず職につけるという保障は有りません。サンホセ村で人々が生活していけるように、収益をあげる野菜農園を作ったり、識字教育、パソコン教室、私設図書館の開設など、メリノール修道院から派遣された人々によって様々な試みがなされています。私達会員もこれまでに、パソコンの費用の一部や個人宅の一角に設けた私設図書館への図書の寄贈の為の費用などをお手伝いして参りましたが、今回の報告でまだまだ厳しい現状に置かれているサンホセ村の女性と子供達の現状を知るにつけ、今期のガバナー指針である“女性と女児の為の教育の向上を”に追い風を受けながら、微力ながらも引き続き支援させていただきたいとの気持ちを新たに致しました。