◆アレッセ高岡での勉協会出席

高岡外国人の子どものことばと学力を考える会(*アレッセ高岡)の講師の勉強会に出席しました。ブラジル、中国、韓国、バングラデシュ等の国籍を持つ高岡在住の子どもたちの高校受験のための基礎学力をつける塾が開設されて8年経過しました。SI高岡は開設以来支援しています。親の都合で母国から日本へ来た子どもたちは両親よりも上手な日本語を話します。しかし、幼い頃からの基礎的な言葉の習得が出来ていないため、学習日本語力が不足しています。学校でも理解できず、ドロップアウトする子どもも多く大変不安定な状態です。そして、母国語も中途半端になってしまったりと問題も多い中、週2回の塾ではリタイアされた国語、数学の先生たちが教えています。3月の受験後の卒業式でのお祝い会には参加していましたが、初めて講師の先生たちの勉強会に出席。県、市の国際関係の職員、司法書士からは入国管理事務局の問題点等、約2時間30分、しっかりと勉強しました。学ぶ機会と教育の垣根を除くという問題点を抱えながら、勉強会は午後9時に終了しました。年々、成績が伸びており、90%以上の合格率となっています。