◆JAPAN TENT 俳句会in 那谷寺

第30回記念。「留学生交流・いしかわ2017」第30回記念。石川全県を舞台に7日間、世界69カ国・地域の留学生300人が総合テーマである『ふるさと愛』の元、交流や文化体験のプログラムが繰り広げられた。その中の一環である『俳句会』を今年で1300年を迎えた名勝・那谷寺の普門閣にて開催した。その時なりの身近な風景や出来事を心が読み取ったままの情景として、季語を含み決められた「5・7・5」の字数で綴る『俳句』。日本へ来て間もない留学生たちは、慣れない畳に座り低い机に向かって、ホストファミリーと一緒に多感に挑戦していた。最近は日本人ですらこの俳句からは、遠退いているにも拘らず、彼・彼女たちは、難しいと言いながらもあっという間に言葉を重ねていく。実に「びっくりポン!」の光景である。
この俳句会は、SI小松が認証されてから『いの一番』に始めた活動。所謂、当クラブにとっては初心に帰り、気を引き締め直す機会となるとても大切な活動である。その深く長い関わりがあるにも拘らず何故か?会員はいつまでも俳句は入門・小習い止まり。「30年近くも関わっている以上は、そろそろ『俳句』にも本気を出さなくては…」と思う今日この頃であります。