◆卓話「浜松のこどもたちの現状」

講師:児童相談センター所長 鈴木 勝様
児童相談センターにかかるケースの相談件数の多い虐待に ついて様々な角度からデータを示し、事例を挙げながら相談所の仕事や役割についても説明されました。
現在は、子どもは親の所有物ではなく、親権が「こどもの利益のため」のものであることが法律によって明確化されていますが、現実的に虐待を防止することは簡単ではありません。浜松では1年を通じていつでも通報できるシステムが整備されている為、虐待が明るみに出ることが増えてきているようです。
お話を聞くだけでは「現状を理解すること」にはなりませんが、まずは知ることを第一歩とし私達にできることを真摯に考えていきたいとお伝えしました。