◆「子ども食堂」について卓話にて勉強する

 名古屋で最初に「子ども食堂」を立ち上げられた「わいわい子ども食堂」プロジェクト運営委員長、杉崎伊津子氏のお話を伺いました。
親の貧困や共働きが増えて満足に食事がとれなかったり、家族揃っての食事が出来ず、やむなく1人でテレビを見ながら、又はゲームをしながら 冷たい食事を1人で食べる子どもが思いの他多いことは驚くばかりです。
「わいわい子ども食堂」では、月1回、17:00~19:00、 子ども(18才まで)は無料、大人 300円。 1回150食程度作られるそうです。寄付金で求めた食品と近所の住民から無料提供された野菜やお米を中心に栄養のバランスを考えサラダ・果物も出す様にし、食事前にはボランティアの人が折り紙や絵本の読み聞かせをして子ども達との交流をしているそうです。今ではどなたが参加しても良く「誰でも食堂」になっています。
 この様な場で、少しずつですが近所の人達との繋がりが出来皆で食べる喜びを知る事によって、子ども達に社会性が出来、夢と希望を持った大人へ成長して行く為の必要な場となっています。
 主婦や大学生がボランティアで運営されていてその善意には頭が下がります。