◆「にんしんSOS」シンポジューム

7月7日国際障害者センターにおいて「妊娠を他者に知られたくない女性への支援を考える」シンポジュームを大阪母子医療センター主催、国際ソロプチミスト堺共催で開催。第一部 中高生・教育者等一般向け対象で中高生の妊娠について漫画とドラマ「こうのとり」のモデルになった今西先生の医療現場での状況や我が国で初めて都道府県レベルで設置された相談窓口「にんしんSOS」について講演。第二部 専門職・このテ-マに感心のある方対象でドイツから来られたヘレンバルト氏による特別講演、ドイツにおける妊娠葛藤相談・内密出産が法定化され、匿名出産や赤ちゃん扉等国から支援を受けていることを報告。次に母子センターの佐藤先生が座長で韓国の姜恩知先生による韓国では妊娠期からの自立支援・学業継続への支援が国から行われている実情。「一般社団法人」ベアホープのロング朋子氏による特別養子縁組等我が国の現状について、大阪大学の床谷先生による法律家から見た外国・日本の法的支援の実情の報告があった。その後参加者からの質問にそれぞれの国についての現状を述べられた。悪天候や交通機関が止まっていた状況の中、延べ377人が出席してくださった。