◆DV啓発“地域に根ざした活動を続けたい”

 SI舞鶴は、長年市役所等にDVホットラインカードを配布する活動を続けてきた。しかし、より有効な方法がないかと模索する中で、「女性に対する暴力を無くそう」という思いが舞鶴市の考えと合致し、「DV防止啓発のぼり」の作成を共同で実現することが出来た。
 11月12日「配偶者等から暴力を無くす啓発期間」に合わせて、舞鶴市や警察と共にDV防止を呼びかける街頭啓発活動に参加した。10名の会員が参加し、それぞれが行き交う人々にしっかりと声をかけてDV防止を訴えた。
チラシを眺めながら歩いていく人を見て、うれしくもありこの活動の意義を感じた。辛く苦しい思いをしている人達が支えられ困難を乗り越えてもらえたらと、願いながらの活動だった。
昨年度から始まった市との共同街頭啓発活動だが、今年は活動人数も増えパープルリボを描いたのぼりを持っての活動で、アピール度もかなりアップしたと実感できた。
「DVは他人からは解りにくい問題ですね」と、語りかけてきた女性の言葉は、まさに粘り強く啓発活動を続ける大切さを示唆している。
コロナ禍の困難な時代だからこそ、前を向いて動けるソロプチミストでありたい。