◆“生理用品の無料配布にむけて”の取り組み

 近年の新型コロナウイルスの問題による、外出自粛や休業を余儀なくされていた中で、生活不安・ストレス等からの暴力(DV)被害の深刻化が懸念されています。
 11月12日から25日は『女性に対する暴力をなくす運動』期間であり、SI舞鶴も昨年製作した、DV防止の“のぼり”を立てて、啓発活動を始めました。またDVと児童虐待は密接に関連しており、双方の撲滅を目指し同時に啓発を行う、舞鶴市人権啓発推進課の事業とタイアップして、今年は『女性のための相談室』へ来られる方への、生理用品の無料配布にむけて準備してきました。
私たちSI舞鶴は、生理用品400セットの資金援助だけではなく、一つ一つにメッセージカードを添えて、袋つめ作業を行いました。DVとは身体的暴力だけではなく、精神的、経済的、社会的など様々な要素を含んでおり、その被害の多くが女性であり、心身のダメージと併せて経済的にも困っている方が多いことを、市役所の方からお聞きし、この活動を通して多くの女性や女児の救いになることを願っています。