◆『卓話からの学び』

 SI舞鶴は、毎年1回クラブ外から講師を招いて、「卓話」を実施しています。テーマは時事に沿ったものや、地元舞鶴の奥深い歴史など、知識と教養を深めるものを選んでいます。
 今年は、舞鶴でエンディング産業の総合販売店を営まれる “ 栄興 絆 ” の代表取締役 西村昭裕氏に『令和時代の先祖供養』についてお話頂きました。
西村氏によれば、国内の宗教法人団体は、コンビニの数を上回り、日本人は宗派を問わず、宗教好きで文化を好む民族だそうです。また先祖供養を重んじる文化の発祥は飛鳥時代にまで遡り、故人に対し冥福を祈るという供養の心は、私たちの生活の一部として、自然と培われたことを知りました。しかし時代の流れは、供養のあり方に変化をもたらし、豪華な仏壇は和室からリビングへと移動し、簡素なものへと変わってきています。しかし時代が進んでも、追善供養の祈りは大切にしたいと、西村氏は言われます。大切な人を亡くした者が、その人の冥福を祈り、善い行いをする心の大切さを学びました。
 私たちは、今回の学びから奉仕の尊さを改めて実感するとともに、ソロプチミスト会員として、これからも着実な奉仕活動を続けて参りたいと思います。