◆DVシェルター館長にお話を聞く

私たちのクラブは10月例会の会場にて、DVシェルター館長のお話を聞きました。社会福祉法人「母子生活支援施設・いちょうの家」と言い、7年前から私たちは生活必需日用品寄贈や入所女子生徒への教育支援金などを贈って奉仕してきました。紹介冊子の写真では、建物は岡崎市内の一見なんでもない4階建アパートのように見えます。入所母子は世帯ごとに押入れや納戸のついた居室が貸されます。トイレやお風呂は共用で、部屋代は無料です。多い時には50人弱が居ましたが現在は9世帯30人です。平均2年ぐらいで退所されますが、最長は9年でした。ここでDV被害や生活困窮の女性達に、職員は就労、子育て、生活など全ての支援を365日体制でサポートしています。女性たちに経済的自立の目度がつくと、転居転出の法的援助をし、退所後も訪問や電話相談などのアフターケアを続けています。
入所生徒の中には、当クラブの女子教育支援金を受けて国立大学入学を果たした人もいたと聞きました。毎年私たちは自分たちの家庭にあるタオル、寝具、石鹸、ティッシュペーパーなどを寄贈していて、今回は支援金も送りました。