◆講演会「とやまの環境を考えよう」に参加して

 11月5日、SI富山-東ガ支援している魚津工業高等学校『環境教育推進委員会Sクラブ』が主催する環境保全に関する講演会 「とやまの環境を考えよう」に会員9名で聴講してきました。
本年は、神奈川大学工学部物質生命化学科環境鑑識学研究室 中田典秀准教授より「私たちが飲んだ薬はどこへ行く?」という演題で講演を聴きました。その研究結果に、私たちはこれからどうしていくべきなのか、後世にどう伝え検証していくべきなのか考えさせられました。
私たちが重宝している「下水道」。ここで処理されるべきものがしっかり分解されないまま、逆にその濃度が増加され海に流されているという化学物質(特定医薬品類)があるということに、唖然としました。下水処理は万能ではないということ…今後、この分解されない化学物質とどう付き合っていくべきなのか考えさせられた研究発表でした。
今年も、環境を身近なものとして考えさせられる最新の研究を聴くことができ、加えてSクラブの高校生が自分たちの課題に向かって頑張っていることに感激しながら高校を後にしました。