◆「クラブ ユース・フォーラム」開催

5月27日(土)「クラブユース・フォーラム」を4年ぶりに開催。於:県立図書館2F講義研修室。
5校、6名の女子高生が参加、「日本の伝統文化 学び・つなぐ」をテーマに素晴らしい論文発表があり、その後和歌山大学観光学部 加藤久美教授をコーディネーターに「茶道や日舞、落語、祭り、紀州漆器等の伝統文化やの伝統工芸」を通じ、引率の先生方も交えた充実したディスカッションとなりました。
審査の間には講演会を開催。一級建築士、武蔵野大学建築研究所客員研究員としてご活躍の西本直子様より、県の名勝『あしべ屋妹背別荘と和歌の浦』の歴史と「先人より受け継いだ文化財を今後どのようにして未来につなげていくか」等、貴重なお話を聴くことが出来ました。
最優秀賞に選ばれた県立桐蔭高等学校2年小阪はやの様は4歳から古典落語を続け、「伝統的な落語を守るためには正しい発音、所作を学び、継承することが大切」とスピ―チ。
加藤教授からは「生徒たちが伝統文化の良さを現在の生活に積極的に取りいれる工夫や、学んだ文化を次世代に伝えるにはどうすべきか。各々が高い問題意識をもって取り組んでいる事を高く評価したい」との、ご講評をいただきました。