◆出前講座「移民の父・松原安太郎の功績」

2022年10月19日(水)、プログラム例会に和歌山県中南米交流協会代表・眞砂睦様をお招きし「ブラジル移民の父・松原安太郎の生涯とその功績」についての出前講座を開催いたしました。
松原安太郎(1892~1961)は和歌山県日高郡岩代村(現みなべ町)に生まれ、26歳でブラジルに移住、大農場主として成功をおさめます。その後、第二次世界大戦後の日本の食糧難・就職難を救うため、時のブラジル大統領ヴァルガス氏に働きかけ、戦争で途絶えていたブラジル移民の再開を実現し、日本とブラジルとの人的交流の基礎を築いた人物です。
今年は松原安太郎生誕130周年にあたり、県内各地で巡回パネル展や講演会が企画されています。また来年10月には和歌山県人会世界大会の開催も予定されており、県をあげて盛り上がりを見せています。SI和歌山紀南もIGU委員会活動として今回の出前講座となりました。
眞砂様から「ここ、みなべからすごい人物が出ています。この功績を我々が次代に語り継いでいかねばなりません」と熱い決意表明があり、私たちのクラブも協力をお約束いたしました。